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サンディエゴの公園でテニス
1997年の1月から1998年の6月までサンディエゴ(語学遊学?)に行っていたことがあります。
−1年のホームステイと半年間のコンド暮らし(ルームメイトとシェアリング)
その時はよく公園でテニスしてました。暇があれば一人でサーブの練習をしていました。しかし、初めは相手がなかなか見つからなくて困っていました。ESLのクラスメイトが友達を紹介してくれましたが、都合が合わず結局一度も彼女とはラリーさえできませんでした。
そんなある日、学校帰りに公園のコートにふらっと寄ってみましたら、たった一人でバックハンドスライスの練習をしている老人がテニスコートにおりました。スーツケースに2本のラケットを入れてアメリカに渡ってたのに、テニスする相手が見つからず困っていた私は、迷わずその老人に声をかけていました。その時にぼくは何て言ったのかな?確か "Do you play tennis with me?" とかそんな風に声をかけていたんだと思います。
それで、その老人ラルフ(69)と暇があれば公園のテニスコートでテニスするようになりました。いつもテニスの後には、スーパーマーケットの自販機で25セントソーダを買って、スーパーのベンチでそれを飲み干したり、お互いの買い物につきあったりしてました。
彼との年齢の差はかなりあったけど、ぼくがアメリカで暮らしていた時には彼はまるでぼくの親友のような存在でした。ぼくの愛車だったMR−2やルームメイトも彼が探してくれたのです。
彼とよくテニスをするようになって、ぼくはストロークのランニングショットなどが上達しました。そして、彼は(それまではいわゆるストローカーだったのですが)ボレーやスマッシュが打てるようになりました。いつのまにか彼がボレーやスマッシュを覚えたのには彼の友人たちも驚いたほどでした。それで、そのことを彼もとても感謝してくれて、ぼくもうれしかったです。
2000年の9月に、久々にサンディエゴに行ってきました。1週間という、本当に短い「第二の故郷への帰還」でしたが、ラルフとも再会が出来、テニスも少しだけ出来て楽しかったです。
そして、(ラルフとはたまに電話や手紙でのやりとりをお互いに続けていましたが)ついに今年(2001年)からEメイルが可能になりました。といっても、彼はウェブメイル(msn.com)しか使えない様で、ラルフから写真の添付ファイルが届くことはまずありません。で、今年(2001年)は、Yahoo!USAからクリスマスカードをラルフに送りました。
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